病気のお話し

花粉症の薬を飲む時期は?原因と診断方法で正しい対策を!

更新日:

3月に入り、寒い冬も終わりを告げるころ、一番最初に咲く梅の花はまさにもうすぐ春♪ワクワクしますね。
晴れている日には、お散歩しながら花が咲いているお庭を見に行きたくなります。

一方、もうすぐ恐怖の季節が来る~!と慌ててマスクを買いに行く人もいます。

もうすでに、目がかゆい、鼻水が止まらない、くしゃみが出る方もいらっしゃるでしょう。

花粉症やアレルギーを持っている人にとっては、たまらない季節がやって来た(>_<)

花粉症は、植物の花粉が飛び始める時期に起きます。

本来、花粉を吸いこんでも体内には無害とされているものですが、それが体内に入ったときに危険な物質であると認識して、花粉に対する抗体が作られて体外に排除しようとする過剰な反応(アレルギー反応)により、症状が出てくる病気です。

花粉による抗体の量は人それぞれ。
抗体が多く作られる人もいれば、少ない人もいてそれにより症状が軽いか重いか、いろんな植物の花粉に対して抗体が作られる人もいます。

スポンサーリンク

花粉症 原因

花粉症の原因になる植物は春先だけではありません。

しかし、花粉症のもっとも多い原因の代表格がスギ花粉です。
スギの花粉症は日本人の30%が反応すると言われており、戦後の全国的な植林によって杉の木が各地に大量に植えられて増加したことからアレルギー反応を起こす人が増加したと考えられます。

秋にもブタクサやヨモギ、イネ科などの植物の花粉が飛散されるため、それらに反応する花粉症がみられます。

花粉症予防として重要なことは、花粉を浴びないことです。
最近、薬局で販売されているものには、花粉やPM2.5を寄せ付けないスプレータイプのものがあります。外出する前に顔にひと吹きするだけで2~3時間は効果があります。

花粉が飛びやすい時期になる前に花粉状況をチェックすることで、事前に症状を悪化することを防げます。今はスマートフォンの花粉アプリなどでチェックできますね。

外出する時はマスクや花粉ガードする眼鏡などをされて外出することをおすすめします。

洗濯物は屋内に干す家に入るときはよく衣服をはたいてから入るといった配慮が必要になります。

その他に、たばこ、睡眠不足、過労、ストレスなどは症状を悪化させる要因となります。

花粉症 症状

主な症状はくしゃみ、鼻水(水のような透明な色)鼻づまりです。
他には目のかゆみ、のどのかゆみなどの症状があります。

花粉症 診断

花粉症かどうか調べる検査

問診や診察で鼻の奥を診られたとき、花粉症が疑われた場合は、鼻汁好酸球検査を行なわれます。
花粉症の鼻水には、好酸球という種類の白血球が多く含まれており、鼻水の成分で花粉症かが判断されます。

花粉を特定するための検査

花粉症において、どの花粉に反応しているかを特定するために、皮内テスト、スクラッチテスト、血清特異性IgE抗体定量検査があります。
この、皮内テストとスクラッチテストは、花粉のエキスを皮膚の中に針を刺して少し注入して、アレルギー反応が起きるか調べる検査です。
この場合は、調べたい花粉の数だけ針で刺すことになります。

これに対し、特異性IgE抗体定量検査は1回の血液検査で、何の花粉でアレルギー反応を起こしているのかわかる利点がありますが、皮内テストなどに比べると費用が高くなります。

花粉症 治療

  • 薬物治療
    • 基本は内服薬と点鼻薬による治療になります。
      治療が開始されるのは花粉飛散予測日の1~2週間前からが良いです。
      花粉症に効くお薬は市販薬などさまざまなものが販売されていますが、服用回数や眠気などの副作用があります。
    • 内服治療
    • 肥満細胞安定薬は花粉が体内に入ってもかゆみ物質ヒスタミンなどを放出させにくくする薬です。
      すでに症状が出ていても早期に抑えることはできませんが、眠気の副作用がありません。
      抗ヒスタミン薬は花粉症の内服治療の中心的な薬剤です。
      多くの種類の薬が販売されていますが、眠気の少ないもの、1日1回の服用で済むものもあります。
    • 抗ロイコトリエン薬は鼻づまりに効果のある薬剤です。抗ヒスタミン薬と併用されることが多いです。
    • ステロイド薬の内服は重症の時期にどうしても必要な場合にのみ使用されます。
    • 漢方薬では小青竜湯が良く使われます。漢方は副作用がほとんどないと言われていますが、小青竜湯は、麻黄が動悸やのぼせといった副作用を起こす可能性があるといわれています。
    • 鼻噴霧用ステロイド薬(点鼻薬)は、微量で局所での抗アレルギー効果が強く、全身的な副作用はほとんど生じないと言われておりよく使用されています。
  • 手術治療
    • 薬によっても症状が十分改善されない場合は、手術治療が考慮されます。
      下鼻甲介粘膜焼灼術といわれる鼻の粘膜の表面をレーザーなどで焼いて、粘膜の縮小と粘膜表面に存在する組織の減少をはかる手術です。要は、すでにアレルギーで鼻粘膜に症状が出ている状態を焼いてしまうということですね。
      効果は1~2年くらい。

      個人差があるので、薬がいらなくなる人もいれば、薬を飲まないと過ごせないという人もいます。
      試してみたい方は、手術をおこなう耳鼻科を受診して相談されてください。

  • スギ花粉症に対する舌下免疫療法
    • スギ花粉症の理想的な治療法は、スギ花粉に対してアレルギーを起こさせないようにすることです。
      舌下免疫療法は、スギ花粉エキスを舌の下に置いて、ゆっくり溶かすことにより、スギ花粉に対するアレルギーを弱めることを目的とします。

      ただし、治療の開始日はスギ花粉が飛んでいない時期と決められていて、すでに花粉症の症状が出てからでは開始できません。

    • 具体的には、スギ花粉エキス(シダトレン)を舌の下に垂らして2分間保持した後飲み込みます。
      それを毎日決められた量で行います。2週間で次第に濃度を上げていき、3週間目には維持量に達し、その後は2~3年継続します。

      治療対象となる方は
      ①血液検査でスギ花粉アレルギーが確認されている方
      ②12歳以上
      ③花粉の飛んでいない時期も含めて2~3年の間、毎日内服が可能な方
      ④重症の喘息の合併がない
      ⑤ステロイド、抗ガン剤、ベーター遮断薬を使用していない方、となります。

    • 妊娠中の方は、この治療を行うことはできませんが、治療が始まってから妊娠した方は治療が継続できます。
      この治療に使われる薬剤はアレルギーの原因物質を体内に入れることから、内服したことにより、アレルギー反応の副作用が出ることがあります。
      そのため、初回の内服は医師の監督のもと、内服後30分間はアレルギー症状出現時の対応ができる準備のもとで十分な観察のもとにおこなわれることがあります。
    • この舌下免疫療法は、約80%以上の人に症状の軽減が認められている治療法です。
      しかし、スギ花粉の非飛散時期を含め、2~3年の間、毎日服用が必要であること、ずーっと効果が続くのもではないことを十分理解の上治療の相談をされてください。




まとめ

花粉症は季節性で一過性の症状が出る病気ですが、花粉症の方にとっては花粉が飛ぶ期間中はストレスといっていいぐらい日常的に支障がでます。

いったん症状が出てしまうと一生続きます。
なので、「花粉症かな?」と思ったら、耳鼻科で検査をうけて、自分が何の花粉に反応しているのかを知っておくことが大事です。

それにより、いろんな治療法に対応できることを知っておいてほしいと思います。

応援ポチッとお願いします♪

スポンサーリンク

2位

-病気のお話し
-

Copyright© cafe time , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。