生活習慣病

糖尿病3大合併症の1つ糖尿病性腎症とは? 

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前回は、糖尿病のことについて書きましたが、→記事はこちら
糖尿病と診断を受けてきちんと治療を受けている人と、糖尿病を気にせずに以前と変わらない生活をしている人とは、症状が違ってくるのをご存じですか?

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高血糖状態が長く続くことで腎臓障害、眼科の網膜症、神経障害と糖尿病の3大合併症と言われています。

3大合併症の腎症 原因とは?

糖尿病と分かっているのに、これまでと変わらない生活習慣を続けていると、血糖値が高いままの状態で過ごしていると腎臓の細い血管の集まり(糸球体)に支障が出てくるので、腎臓で処理されるはずのタンパク質が血管(糸球体)から漏れてしまいます。これがおしっこに蛋白が出る蛋白尿と言われる症状ですね。

このたんぱく質がどんどん漏れ出していくと、血糖が高いことで沈着物が付いて糸球体がやがて破壊されていくというのです。
腎臓の毛細血管のかたまりを糸球体というのですが、一度破壊されると、再生が難しいため腎不全になり血液透析をしなければならなくなります。

糖尿病性腎症 症状

糖尿病の治療で、血液検査や尿検査を受けている人は、血糖値や尿のタンパクや糖が出ると、すぐ治療ができますが、検査を受けていないと痛みや症状がすぐに出ないため、症状が悪化しやすいです。
気が付かないうちに、血液の蛋白質が尿に漏れて血液中の水分が保てず、足がむくんだり、ひどくなると肺に水が溜まり、呼吸困難になることもあるようです。

糖尿病性腎症 予防

糖尿病の方は、血糖値が安定することによって合併症を防ぐことができます。
定期的に血液検査や尿検査を受けることをおすすめします。

  1. 食事・・・腎症になると基本は「減塩」「タンパク質を制限」することです。
  2. 血糖値のコントロール・・・ヘモグロビンA1cが7.0%未満にすることを目標にする。
  3. 血圧・・・高血圧も血管に負担がかかるため、減塩の食事をこころがけ、血圧130/80mmHg以下に抑えること。
  4. 脂質・・・コレステロールなど脂質も腎臓に負担がかかるため、食事に気を付けることです。
    ・LDL-コレステロール(悪玉コレステロール)を120mg/dl未満
    ・HDL-コレステロール(善玉コレステロール)を40mg/dl以上にすること
    ・中性脂肪を150mg/dl未満
    ・Non-HDL-コレステロールを150mg/dl未満
  5. 運動習慣、体重の管理・・・肥満も腎臓に負担がかかるため適度な運動習慣により肥満を予防できます。
    しかし、腎機能障害が進んでいると激しい運動はしない方が良いと言われていますので、担当の医師に相談を。
    体重管理は、(体重Kg)÷(身長m)÷(身長m)=BMI値が出ます。BMI=22以下を目標にがんばりましょう!



どんな診断、治療が行われるの?

診断
・糖尿病にかかって10年以上の方
・微量の蛋白尿や持続して蛋白尿が出ている方

治療
腎症は腎機能と蛋白尿量の程度によって、5つに分けられます。

  • 腎症前期(第Ⅰ期)・・・尿たんぱく尿が出ておらず、腎障害も起きていない状態で、予防のため血糖値のコントロールを要する。
  • 早期腎症期(第Ⅱ期)・・・軽度の蛋白尿が持続的に出ているが、腎機能が低下していないので、血糖値のコントロールを要する。
  • 顕性腎症期(第Ⅲ期)・・・蛋白尿が出ており、腎機能障害をし始めている時期で、血圧と血糖の管理、食事の細かい管理が必要になります。減塩1日6gの制限が必要になります。(大体小さじ1杯分ぐらいの量です)
    血糖値が下がりやすくなるので、低血糖を起こす危険があるので要注意です。血圧は130/80mmHg未満で維持するようにしましょう。
  • 腎不全期(第Ⅳ期)・・・腎障害が進行し、必要な蛋白質が血液から漏れて少なくなると、むくみや胸に水が溜まる(胸水)ため
    胸部のレントゲンを撮り、体重管理が必要となります。
  • 透析療法期(第Ⅴ期)・・・透析治療が必要になります。

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